第6回
 
今月の独り言は、オリンパス M-1。
ご存知の方も多いあのお話しです。
今から50年ほど前、オリンパスは開発した一眼レフカメラ M-1を発表しますが、
すぐにM型ライカのライツ社にMは困ると言われてしまいます。
そこで、すでに生産したものは、オリンパスM-1で発売し、
その後はオリンパス OM-1と改名して販売しました。
M-1とその交換レンズなどは、M システムと名付けられましたが、
ボディと同じく OMシステムと改名されます。
 
1972年に発売され約5000台が1年ほど販売されたそうです。
私も1台所有している程で、探せば割と見つかりますし、
びっくりするほど高価でもありませんが、持っているのは結構嬉しいです。
その後に作られた、OMシリーズのものと部品を替えられているものもあるので、
専門店での購入をオススメしておきます。
 
つい最近、カメラのオリンパスはブランドをOM SYSTEMと変えたところです。
そのおおもとはここから。
ちなみに、この「M」は開発のトップ米谷さんのMだそうで、私も15年ほど前に、
米谷さんにお会いし、お話を伺ったりしまして、一緒にうなぎを食べに連れてってもらったりしました(笑)。
ヤンチャな感じのおじさんだな〜、なんて印象でした。
M-1が発売された頃には、革新的なカメラなわけで、
そりゃだいぶやんちゃな人じゃないと生み出せません。
そんなフィロソフィーを感じてみるのもアリの、オリンパス M-1です。





 
レンズの縁に刻印された文字が、左はOM-SYSTEM 、右はM-SYSTEM。
ライツ社からクレームがついたM-1ってことですが、
このM-SYSTEMの方が気まずいと私なら思いますが、、、。



 
ということで、今日の新橋ぶらぶら撮影には、
往年のOMシステムレンズを、デジタルのオリンパスE-M5Mark靴房茲衂佞韻董△出かけします。
オリンパス純正でフィルム時代のOM SYSTEMレンズを
現在のマイクロフォーサーズマウント変換のアダプターがあります。違和感無しです!



 
当時のOM  SYSTEMのキャッチコピーは宇宙からバクテリアまで。
なんと幅広い被写体を捉えようとしているのでしょうか!
ならばと、マクロレンズ、接写の中間リングも携えてお出かけです。
さすがにバクテリアは顕微鏡撮影もできる!ってことなんですが、、。



 
まずはお昼時です、富士越カメラさんもあるニュー新橋ビルB1 「ひでや」さんで
鍋焼きうどんを頂きます。もう寒くなってきましたから!
合わせてビールも。緊急事態も明けましたし。
名店の鍋焼きうどんを写してみましょう。
近接が過ぎて、なんだか分かりません。


オリンパス E-M5Mark ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 F5.6 1/60秒 WB3000K +1.7EV ISO6400


オリンパス E-M5Mark   ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 F5.6  1/60秒 WB3000K  +1.7EV  ISO6400

 
オリンパス E-M5Mark   ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 F5.6  1/80秒 WB3000K  +1.0 EV  ISO6400

 
オリンパス E-M5Mark   OLYMPUS M 12-100mm F4 F7.1 1/60秒 WB3000K  +0.3EV   ISO5000
 
そして外へ行ってみましょう。
小さな花なのですが、大きくなってしまいます。
そのマクロパワーが分かるよう、指を添えました。

オリンパス E-M5Mark   ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5  F5.6  1/500秒 WBオート  +1.0 EV  ISO6400
 
レンズの使いこなしが難しく、空を見上げてしまいました。



オリンパス E-M5Mark   ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 F5.6  1/4000秒 WBオート  +1.7EV   ISO6400

 

 
カメラを下ろすと、そらジローに笑われてしまいました。

 
オリンパス E-M5Mark   ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 F5.6  1/1250秒 WBオート  +0.3EV   ISO6400
 
そんなこんなで、いつものSLに挨拶をして帰ります。
宇宙まで撮れるOM SYSTEM、なんだか銀河鉄道のように見えてきました。
今月は近くを見過ぎましたね。
 
オリンパス E-M5Mark   ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 F8  1/125秒 WBオート  +0.3EV   ISO200

 
 
 
来月はこんなレンズをお話しします。
富士越カメラさんの在庫からですが、売れちゃったらお伝えできないのですが、
これで分かる人、すごいですけど!!
 
オリンパス E-M5Mark   ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5  F5.6  1/80秒 WBオート  - 0.7EV   ISO6400

 
 



  斎藤 巧一郎 (さいとう こういちろう)


  鹿児島県出身。
  日本大学芸術学部写真学科卒。
  カメラメーカーの写真教室、セミナー講師を務め、カメラ雑誌の記事寄稿をしている。
  最近は日本の食についての撮影を続けている。
  長崎市在住。好きな食べ物はちくわ。


 
 
・第1回:2021年6月   ひとりごと始めます  (ライカR 21mmF4,80mm1.4)
・第2回:2021年7月   新橋烏森神社に    (L 50mm F3.5 エルマー)
・第3回:2021年8月    真夏の新橋さんぽ    (ズミルックスM 35mm F1.4)
・第4回:2021年9月    Titanのプレミアム感  (ニコン F2チタン)
第5回:2021年10月  フィルムで撮る長崎   (ローライ35)
・第6回:2021年11月  高層ビルからビールの泡まで (オリンパス M SYSTEM)
・第7回:2021年12月  逆光で撮る冬の新橋 (ライカ 5cm F2 Summar)
・第8回:2022年1月   師走の新橋 (ライカ トリウムズミクロン)
・第9回:2022年2月   M10・CL・X2 (ライカ デジタルカメラ)
・第10回:2022年3月   最新機種 M11 (ライカ M11)
・第11回:2022年4月 桜満開の新橋(マクロプラナー)
・第12回:2022年5月 初夏の新橋さんぽ 最終回(アポ・ズミクロン)